今年も雑草屋の畑のあちこちに桑の実がなりました。

桑の木は、もともと養蚕用に植えられたものが多いのですが、いまやこの周辺で絹織物を蚕から紡ぐ方など見当たりません。あちらこちらに、養蚕用としては放置され、雑木として林をつくる桑の木が多く見かけられます。雑草屋の桑の実もそんな桑の林で収穫しました。
そのまま生でも美味しく召し上がれますし、軸を取って砂糖と煮詰めれば風味のある桑の実ジャムも作れます。欧米でもマルベリー(murberry)という名で、ジャムや焼き菓子に使われています。
実が柔らかく痛みやすいので、手売りのみの販売となりますが、明日のつくいちでたっぷりとお届けしたいと思います。

収穫の風景(木の枝を揺するとバラバラバラッと落ちてきます。

ゴザやシートの上に落ちた桑の実を一気に収穫します。