2月11日の
味噌作り企画にご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
今回の配合や当日の様子など、写真満載でお届けします。
<今回の味噌の材料>
自然農大豆1kg、米麹1.7kg、自然塩400g

<味噌作りの事前準備>
大豆をよく洗い、3倍の水に1日浸しておく。
味噌作り当日、大豆を浸け汁ごと3〜4時間、薬指と親指でつぶせるくらいまで茹でる。
(圧力鍋では大豆を半分の量ずつ、高圧で15分)

<2月11日の様子>
茹であがった大豆を、温かいうちにすり鉢で潰します。


米麹と塩を手ですり混ぜ、塩切り麹にします。

潰した大豆を塩切り麹に混ぜていきます。固いときは茹で汁を足してゆるめます。

空気を抜くように団子にまとめた味噌玉を、容器の底に投げつけてはならしていきます。


最後に味噌表面にラップをし、縁に塩を詰め、重石をします。

容器の空間にアルコールを吹いて上部もラップとさらし、麻紐で密封して蓋をします。

※雑草屋の独り言※
味噌作りの過程では、雑菌の繁殖を防ぐために、ゴム手袋をしたりなど殺菌を念入りにすることもあると思います。今回のイベントでは要所要所に雑菌対策は行いましたが、塩切り糀や味噌玉を投げる工程を、素手で行っていただきました。手はきれいに洗ってもらいましたが、殺菌消毒はしませんでした。味噌作りの主役である糀の酵素、乳酸菌などの働きでそもそも雑菌は抑えられるし、その人その人の常在菌も、もしかしたらその家庭の味噌の味わいの隠し味になるかも知れません。作り手によって味噌は違う味になる、とは断言できませんが、工業的ではない、あくまでも家庭の味としての味噌を楽しんでいただけたら幸いです。
最後にみなさんの手前味噌を並べて、記念撮影。
仕上がりが楽しみですね。ありがとうございました!

お土産は自家製天然酵母のパンを作る
パン工房たれかそさん にお願いして
雑草屋の味噌を使った、当日限定の味噌パンをお渡ししました。
自然農大豆の味噌をくるみ味噌に仕立て、クリームチーズと合わせて
くるみ入りの天然酵母パン生地に挟んで焼きあげているのだそうです。
味噌の香る特別なお味でしたね♪

<天地返し>
梅雨明け頃にカビの点検も兼ねて天地返しを行ってください。
縁の塩をそっと取り除き、カビが見えたらカビもそっと取り除きます。
容器内の壁面を消毒してから、しゃもじなどで全体を混ぜ、味噌表面にラップをします。
天地返し後はラップのみで、塩も重石ももう要りません。
<食べ頃>
この配合では早いと三ヶ月頃から食べられるようですが、醗酵が進むに連れて、微生物の働きで「旨み」「甘み」「香り」など、味噌は徐々に進化していきます。ちなみに雑草屋は早くて八ヶ月以上たってから、食べ始めます。今食べている味噌は、二年前に仕込んだ味噌です。
何度も開け閉めするとカビの原因になるので、例えば1kg分ずつタッパーに取り出して冷蔵庫に入れて使うなどされるとよいと思います。
<次回予告>

第二弾は3月8日(日)を予定しております。
残り枠が少なくなっております。お申込みはお早目にお願いいたします。
⇒募集状況は
こちらから