「耕さず、肥料・農薬を用いず、草や虫を敵とせず」の自然農で育った里芋。ここでは自然農里芋の美味しさを最大限に楽しんでいただくレシピをご紹介します。(2015.1.14更新)
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里芋の旨煮(白煮) 里芋の上品な旨みをゆっくりと味わえます。
追記!<材料>

里芋(子芋:12〜16個、親芋:2〜3個)
だし汁320ml(里芋にかぶるくらい)
塩小さじ1強、みりん40ml
<作り方>
1.里芋は皮をむく。子芋は塩(分量外)でざっとこすり、水洗いしてザルにあける。親芋は1.5cmの輪切りにし、大きいものは更に半月に切る。
2.圧力鍋の場合:里芋を並べ、だし汁と調味料を注ぎフタをして点火。高圧で、子芋は4〜5分、親芋は5〜7分ほど加圧する。急冷して圧が抜けたらフタをあける。
普通の鍋の場合:里芋を並べ、だし汁と調味料を注ぎ、落とし蓋をして点火。中弱火で20〜30分ほど、竹串で様子を見ながら煮る。
3.竹串がスーッと通ればできあがり。
だしをとるのが面倒だなという方は、水を里芋にかぶるくらい入れて、だし昆布と圧削り節をひときれずつ加えるだけでも大丈夫です。雑草屋もよくやります。ただし普通のお鍋の場合、ぐらぐらと沸騰する直前にだし昆布を取り出してください。
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里芋の生姜炒め香り鮮やかな自然農生姜を皮ごと使い、里芋の優しい味わいとコントラストをきかせます。
*以前ご紹介した「おいしいから野菜料理」/自然食通信社 のレシピを元にアレンジしました。<材料>里芋(親芋・子芋どちらでも)、生姜、ごま油、みりん、醤油
<作り方>
1.生姜はみじん切りにする。里芋はよく洗い、皮ごと蒸す。※蒸し方は後述参照
2.里芋を少し冷まして手で皮をむき、好みの大きさに切る。
3.フライパンにごま油と生姜を入れて熱し、いい香りがしてきたら里芋を加える。
4.里芋に油が回ったら、みりんと醤油を回しかけて味を絡める。
冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにもどうぞ。
生姜は、雑草屋では栄養豊富な皮ごとみじん切りにして使っています。
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里芋の唐揚げ外はサクサク、中はとろっとジューシーに仕上がるのは里芋ならでは。まるで軟骨唐揚げのよう。

<材料>里芋(親芋・子芋どちらでも)、片栗粉、油、塩
<作り方>
1.里芋はよく洗い、皮ごと蒸す。※蒸し方は後述参照
2.少し冷まして手で皮をむき、2cm角〜ひと口大に切る。片栗粉を全体にまぶす。
3.フライパンに油を熱し、里芋をこんがりきつね色になるまで揚げる。
4.器に取り、塩をまぶしてざっと混ぜればできあがり。
ぜひ熱々を頬張ってください。里芋のジューシーさは鶏肉以上。
鶏軟骨好きの旦那様には、小さくコロコロに揚げると喜ばれます。
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里芋の 基本の蒸し方 蒸し器はもちろん、以下の方法でも蒸すことができます。
※蒸した後に加熱調理をする場合、やや短めに蒸すと扱いやすいです。
<子芋:洗って丸ごと> 皮ごと蒸すと、皮がつるんとむけます。小さいものは時間を短く。
レンジ・・・ラップで包み3分
圧力鍋・・・そのままで高圧5〜6分
<親芋:皮をむき、1cm厚さまたは一口大> 丸ごとの場合は様子を見ながら3倍の時間で。
レンジ・・・軽くラップをかけ1〜2分
圧力鍋・・・高圧3分
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里芋ごはん里芋の味わいを丸ごと楽しめる炊き方。里芋のもっちり感がお米にうつっておいしいです。

<材料>里芋(子芋)450g前後、塩少々、米3合、水
<作り方>

1.米は研いでざるにあけ、いつもより1割弱ほど水を増やした水加減で、30分浸水しておく。
2.里芋はよく洗って皮をむき、大きいひと口サイズに切って塩を全体にまぶし、20分ほど置く。
3.里芋を塩のついたまま米の上に載せて炊く。
まずは何もつけずにそのままお召し上がりください。
後半は、ひねりごまやワケギなどをお好みで散らしても。
ほっくりコク甘の
親芋、しっとりなめらかな
子芋の
親子セットもご用意しました。
通販、直販どちらも承ります。詳しくは以下のページをご覧ください。